ストレスドクター
ストレスですねーーー
なかなか診断がつかない患者様に
本当にそう伝えるドクターがいました。
看護師の中でのアダ名はもちろん、、ストレスドクターー。
検査データーに問題がないと、次の言葉はお決まりのこのセリフ。
「ストレスですね、、、」
私は後ろで、「でたーーーーーー!!」と叫びたくなる声を何度抑えたことか、、。
職務放棄じゃないでしょうか??と思うこともしばしばでしたが、、。
明らかな原因が特定できないとなるとストレスになってしまうのでしょうか、、。
「ストレスかぁーー、、、。思いあたらないな、、」
ほとんどの患者様が釈然としない表情で帰られます!
わかりますよーー、、。
私もあなたならその顔しますから、、と。
その表情に共感し、同情しつつ、、
笑顔を作って見送ったものです。
そう、、ストレス。
やっかいなものですよね、、。
ストレスが全くない人はいないでしょう。
そして、ストレスをなくすことはほぼ不可能。
人それぞれストレスに感じることは違いますし、知らないうちに自分が誰かにストレスを与えてしまっている側かもしれません。
とてもやっかいな代物、、、。
ストレスの原因がわかれば、それを回避することがもちろん一番良いわけですが、、現実的にそれがすぐに出来るようであれば、そこまでストレスはたまらない、、ですよね、、。
私はストレスを除去することより、ストレスの発散方法を探すことに力を注ぐ方が現実的な気がします。
私のストレス発散方法はいたってシンプル。
本を読むことがストレス発散です。
現実逃避し、本の世界にワープします。
そして、コーヒー片手に次はビール片手に。ひたすら読む。読む。読む。
現実世界に起こっている事は忘れられる、ストレス発散の時間です。
自分にあったストレス発散方法を上手に見つけられると、ストレスと上手につきあっていけるのかもしれませんよね。
そう思うようになったのも、私は以前お付き合いしていた男性に「ドキンちゃん」と、、アダ名をつけられた事がありました。アンパンに出てくるあのドキンちゃん。
なんでもかんでもバイキマンに押し付け、怒ってばかりのわがままドキンちゃんです!
しかも、一人の男性にだけではなく、次にお付き合いした男性にも「ドキンちゃんみたい、、」と同じ言葉を、、。
さすがに青ざめました。
一人目に言われた時は、ドキンちゃんなんてカワイイーーと強気でしたが、
さすがに別々の人にドキンちゃんと命名されるとは、、。
自分の行いを振り反省しました。
その時の私はストレスを全てお付き合いしていたパートナーにぶつけていました。
恐ろしい、、。
そこからは、反省と共に自分なりのストレス発散方法を探しました。
とにもかくにも、パートナーにストレスをぶつけるなんて、、論外ですが、、、
さて、、ストレスは男性ホルモン(テストステロン)にも影響してくるのがやっかいな話です。
精神的、肉体的に強いストレスが加わると脳の指令が弱わり、男性ホルモンをつくる力が落ちます。男性ホルモンが低下すると、、様々な症状が出てきますが、身体的な問題だけでなく、心にも影響が出ます。心療内科では、抑うつ状態が改善しない人に男性ホルモンの注射をしたところ改善されることはよくあるそうです。
精神症状にも影響がある男性ホルモン(テストステロン)を低下させないことは心と体の活力として大切ですね。
男性ホルモン(テストステロン)量を減らさない為にもストレスとバランス良く付き合っていきたいですね。