看護師の離職
看護師は、離職する人が多いというイメージがありますよね???
しかし、、
実際は1年間におよそ10人に1人程度で、
他の職種と比べても特別に高いわけではないそうです。
しかし、、
コロナウイルスの影響により、、
看護師の離職は増えているのだとか、、
悲しいことに、、
看護職に対する、誹謗、中傷や差別的な扱いを受けた人が急増していることが、
看護協会の調査で明らかになっています。
保育園や学童クラブから、
子供の登園自粛を求められたり、
預かり自体を拒否されたり、、
送迎時に玄関から入ることを制限されたりなんてことも、、、。
また家族間でも、
コロナの治療に当たったなら、
帰ってこないでほしい。と言われたり、、
家族への感染を恐れて、帰宅はせずにホテルなどで宿泊している看護職員も多いそうです。
私の友人の職場でも、
患者さん2人に対し、看護師1人の体制での勤務でしたが、
コロナウイルスの拡大により、
人工呼吸器などを装着した患者さんが増加したため、
患者1人に対し、看護師4人が必要となり、、
完全に人員不足になったそうです。
そのため、
スタッフの疲労の蓄積と
終わりの見えない不安感から
退職者が増え、病棟閉鎖の危機に陥っているのだとか、、、
また、
看護師の子供というだけで、
他の子供との接触を避けられ、自分の子供は別室で預かってもらっているとのこと。
友人は、、
「はじめて看護師を辞めようかと悩んでる」
と話していました。
いつ自分が感染するか、、
もうしてるのではないか、、
子供がいつかいじめに合うのではないか、、
毎日、毎日、不安で精神的身体的にも疲弊し限界だそう、、、
さらに、、
お酒好きの彼女は、飲みにも行けない!!とストレスはピークな様子でした。
そんな中、
看護協会が離職中の看護師などに、
復職を求めたところ、およそ1000人もの看護師や保健師が復職したのだとか!!!
そして、
その中の4割程の看護師がコロナウィルスの軽症者の宿泊施設などで、実際に活躍されたそうです。
この時期での復職。
かなりの葛藤と決意があってこそのことですよね、、、
また、、
自分だけではない大切な人や家族などの理解を得ることも大変だったのではないかと思います。
安心して仕事ができる体制でなければ、
医療現場で働くスタッフ一人一人の
大切な『志』
が失われていってしまいます。
そしてそれが、
離職へと繋がってしまう、、、。
24時間365日患者さんの側にいる看護師、、
医療スタッフ、、
心ない人の偏見や差別で、不必要なストレスを与えないでほしい!!!
友人の話を聞いて、
悶々としたのでした、、、
宮本。