血液に必要な代表的な3つの成分とは？？

続かない悩みの原因である「血流」の問題を解決するための方法として、生活習慣の改善が重要というお話をしましたが、その他の対抗策として、活力サプリやドリンクを摂取するという方法もあります。

今では様々な活力商品が販売されていますが、それらに含まれていることが多い3つの代表的な成分があります。それは、アルギニン・シトルリン・亜鉛。

ではなぜその3つの成分が注目されているのか？簡単にまとめてみます。

男性の活力アップの源「アルギニン」アミノ酸の一種であるアルギニン。アルギニンは体内でも合成されるため、準必須アミノ酸という種類に分類されています。ただし、年齢を重ねるにつれて体内での生成量が減るため、食事から十分な量を摂取する必要があります。一般的には成長ホルモンの分泌を促したり、脂肪代謝の補助、筋肉増量などの役割を果たしてくれる働きを持っています。様々なサプリにも多く使われている成分で、血管を拡張して血流の流れを滑らかにしてくれることで、血流の維持を助ける働きもあり、男性の活力アップ、疲労回復などを促進すると言われています。アルギニンの血管拡張の働きには、NO（一酸化窒素）が大きく関係しています。血管を広げて血液を通りやすくするために必要な一酸化窒素はアルギニンから作られます。アルギニンの効果を高めるためには、このあと解説する「シトルリン」との同時摂取が良いと言われています。アルギニンとシトルリンの相乗効果によって、一酸化窒素が大量に生成されるからです。アルギニンから作られる一酸化窒素が血管を広げ、血流をなめらかにすることで「続かない」悩みの解決に寄与します。また、アルギニンは骨や筋肉など、身体のあらゆる部分の重要な材料となっています。そして、「精液」を作り出すための材料でもあります。精液の主原料はタンパク質=アミノ酸なので、アルギニンを摂取することで間接的に精液の量も増えます。精液の量が増えれば、それを体外に放出する効率も高まるので、おのずと男性としての「勢い」が増す、ということが言えます

血流拡張で勢いを取り戻す「シトルリン」シトルリンはスイカから発見されたアミノ酸で、アミノ酸の状態で体内に存在しており、遊離アミノ酸（タンパク質を構成しないアミノ酸）に分類されます。スイカやキュウリなど、ウリ科の植物に多く含まれていて食品から摂取することができますが、サプリなどから摂取するほうがお手軽です。シトルリンには血管拡張作用があり、運動パフォーマンスの向上や血流を潤滑にする効果があります。先ほど解説したアルギニンと関わりながら、血管拡張のキーとなる一酸化窒素を生成する働きを持っているので、こちらも勃起状態を維持しやすい体内環境を作ってくれる成分となります

健康維持・体力アップだけじゃない「亜鉛」必須ミネラルである「亜鉛」。主に、皮膚や髪の健康維持などの働きを持っていますが、男性の活力維持にとても重要な成分となります。それは、アルギニンと同じく「精液」を作るもととなっているからです。精液は、アルギニンと亜鉛を主な成分として合成されています。精子の主な材料はアルギニンなのですが、身体の中でアルギニンから精子に作り変える過程が出てきます。その過程で必要な材料が主に亜鉛です。アルギニンに加えて、この亜鉛も男性の能力向上には欠かせない成分であると言えます。亜鉛は肉類や魚介類などに多く含まれています。しかし、近年では、レトルト食品、ファストフードやお菓子などの偏った食事により亜鉛の摂取量が不足していると指摘されています。

｢続かない｣原因である血流の問題を解決する3つの成分「アルギニン」「シトルリン」「亜鉛」、そしてそれらを含む3つの食品「マカ」「ニンニク」「スッポン」をご紹介しました。

これらの食品を摂取できれば血流の改善、ひいては男性の活力アップにつながると言えますが、普段の生活の中でこれらの食品を定期的に摂取するのは困難だと言えます。

そこで、便利なのがそれらの成分を含んだ市販されている「サプリ」や「ドリンク」です。

しかし、どの商品でも良いという訳ではありません。性能や品質、価格を良く謳っている商品が多数ありますが、まず気をつけなければいけないのは、有効成分の含有量です。

価格を比較するだけではなく、その商品に含まれる含有量もしっかりチェックしましょう。商品によっては含有量を明記していないものもあるので、そのような商品は避けたほうが無難です。

飲んですぐ効果を実感したい、一時的な即効性を望むのであれば「ドリンク」のほうがやや優勢ではありますが、結論から言うと「サプリ」のほうが断然オススメです。

その理由としては、サプリの場合、長期間の服用で体質をじっくり改善できるので、いざというときに底力を発揮してくれます。即効性だけではなく、継続的な有効成分の服用により、徐々に「強い身体」を手に入れることができます。

また、重要なのは、無理せず続けることが出来る価格かどうか、という点です。

たとえ良い商品だとしても、投資を続けることができずに途中で止めてしまい失敗するよりは、コスパ重視で長く続けられる商品を選ぶべきだと思います。

コストの面で比べても、毎日飲み続けてもドリンクに比べれば出費は圧倒的に少ないので、私としてはサプリをオススメします。